ももクロちゃんについて。

 正式名称

ももいろクローバー

www.momoclo.net

 

紆余曲折を経て現在の5人のメンバーが固まったのち、今やライブチケットが抽選でさえなかなか手に入らないプラチナチケット化してしまっているアイドルグループ。

 

キャッチコピーは「いま、会えるアイドル」だが、今となっては「今、会いたいと思ってもなかなか会えないアイドル」になってしまっているのが実情。

 

「週末ヒロイン」との副題が付いている通り、多くが高校生以下の年齢だった時代にはまさに週末のみの活動を主としていたが、既に全員が高校を卒業した現在、実際には「毎日ヒロイン」となってグループ活動やソロ活動(ソロコンサート)、ピンでの仕事の増加など活躍の場を広げつつある。

 

2012年には悲願であったNHK紅白歌合戦に初出場。2013年にも二年連続出場を果たしたが、次の年以降は紅白卒業を宣言し、毎年同時期には都内で年越しライブを敢行しており、けっして人気が落ちたために紅白落選した訳ではない。

 

2014年3月には、女性アイドルグループとして初の国立競技場ライブ(2days)を開催。2日間で11万人を動員した。

 

それぞれのソロ活動や女優活動などへと活躍の場を広げてはいるが、彼女たちの真骨頂はやはりなんと言っても、高い身体能力とダンスを始めとするパフォーマンスを活かしたアクロバティックなライブでいかんなく発揮される。

 

夏・冬の恒例ライブに至っては、本編3時間(うち最初の1時間はMCなしで歌いっぱなし)に加えアンコールで1時間、計4時間を要すこともザラにあり、ファンとしては嬉しいところだが地方在住者は帰りの交通を考えると時に非常に困ることも多い。

(実際筆者は、東京駅初出雲市行きの夜行列車の発車時刻に間に合わず、熱海まで新幹線で寝台列車を追いかける羽目になったことがある)

 

※なお、4時間フルにジャンプしたり叫んでいると体が持たないことにだいたい1回目のライブ参加で気づき、後悔し、次回以降は程々にメリハリをつけて参加することになるので初参加の方は注意

 

それぞれのソロコンでも1万人規模のホールを埋め、タイトなスケジュールの中でも主要なライブは例年通り行っているため、2016年の観客動員数は63万人を超え、女性アーティスト第一位となっている。(ソロコンの動員数も含むものと思われる)

 

これには、若年男性層以外にも熱心なファンが多く、幅広い年齢と性別の支持層に支えられていることが大きい。我々、おっさんと呼ばれるようなファンの支持層が多いのも、彼女たちの楽曲に少なからずシンパシーを感じてのことであろう。

 

2017年現在敢行されている全都道府県横断ツアーのテーマは「青春」であるが、若年ファン年齢層の掘り起こしといった面も少なからずあるのではないだろうかと感じてしまう。

 

「みんなに笑顔を届けること」(リーダー百田談)を目指す彼女たちの活躍はまだ続く。

 

ento ブラウン(brown)

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